Business Starter(ビジネス スターター)
Business Starterは、Google Workspaceが提供するビジネス向けエディションの中で、最も基本的な機能に絞り込まれた、小規模な組織やスタートアップ企業向けのプランです。
Google Workspaceには、用途や規模に応じて「Business Starter」「Business Standard」「Business Plus」、そして大企業向けの「Enterprise」といった複数のエディションがあります。Business Starterは、その名の通り「ビジネスを始める(スタートする)」企業や、少人数で手軽にGoogle Workspaceの基本機能を試したい場合に最適な選択肢です。
Business Starterの主な特徴
- 必要十分な基本的なアプリケーション: ビジネスで必須となる以下の主要なGoogle Workspaceアプリケーションがすべて含まれています。
- Gmail: 独自ドメイン(例:info@yourcompany.com)を使ったプロフェッショナルなメールアドレスが利用できます。
- Googleカレンダー: チームメンバーとのスケジュール共有や会議の調整が簡単に行えます。
- Google Meet: 最大100人までのオンライン会議が利用できます。
- Googleドキュメント / スプレッドシート / スライド: クラウド上で文書、表計算、プレゼンテーションを共同編集できます。
- Googleドライブ: ファイルの保存、共有、共同作業が可能です。
- 十分なストレージ容量: 各ユーザーに30GBのプールされたストレージが提供されます。これは、メールや一般的なドキュメント、スプレッドシートなどを保存するには十分な容量です。
- 基本的なセキュリティと管理機能: ビジネス利用に必要不可欠な基本的なセキュリティ機能が備わっています。また、管理者はAdmin Console(管理者コンソール)を通じて、ユーザーアカウントの作成・管理、サービス利用状況の確認などが行えます。
Business Starterは、これからGoogle Workspaceを導入する小規模な企業や、コストを抑えつつクラウドでの共同作業環境を構築したい組織に非常に適しています。必要に応じて、後からBusiness StandardやBusiness Plusなどの上位エディションにアップグレードすることも可能です。