コンバージョン(CV)

コンバージョン(CV)とは?一言でいうと、「Webサイトにおける最終的なゴール(成果)」のことです。

英語の「Conversion」には「転換」や「変換」という意味があります。Webマーケティングの世界では、ただの「訪問者(Visitor)」が、商品を購入したり問い合わせをしたりして「顧客(Customer)」に転換する瞬間を指します。

サイトを運営する目的は人それぞれ異なります。そのため、何をもってコンバージョンとするか(ゴールの定義)も、サイトによって変わります。

サイトタイプ別のコンバージョン例

具体的なイメージをつかむために、よくある例を見てみましょう。

  • ネットショップ(ECサイト)
    • 商品が購入されたとき(一番分かりやすい例です!)
    • 会員登録が完了したとき
  • 企業のサービスサイト
    • 資料請求や見積もりの依頼があったとき
    • お問い合わせフォームから送信があったとき
  • ブログ・メディアサイト
    • メールマガジンの登録があったとき
    • 特定の記事(キラーコンテンツ)が読まれたとき
    • 記事内の広告がクリックされたとき

なぜコンバージョン設定が重要なのか?

Google アナリティクスなどの分析ツールを使う際、コンバージョンを設定していないのは、「ゴールのないマラソン」を走っているようなものです。

  • 「先月よりアクセス数が1,000増えた!」と喜んでも、商品が1つも売れていなければビジネスとしては成功とは言えません。
  • 逆に、アクセス数は減っても、コンバージョン数(購入数など)が増えていれば、サイトの質は向上していると言えます。

つまり、「サイトがビジネスに貢献しているか」を正しく判断するための「ものさし」がコンバージョンなのです。

【重要】Google アナリティクス 4 (GA4) での呼び方

現在主流の「Google アナリティクス 4 (GA4)」では、これまでコンバージョンと呼んでいた重要なアクションのことを、「キーイベント(Key Events)」という名称に変更する動きが進んでいます(2024年時点)。

  • キーイベント: サイト運営上、特に重要な行動(これまでのコンバージョン)。
  • コンバージョン: Google 広告の成果測定に使われるもの。

初心者の方は、まずは「自分のサイトにとってのゴール(キーイベント)は何か?」を明確にすることから始めましょう。


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