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Enterprise（エンタープライズ）
Enterprise（エンタープライズ）は、Google Workspaceが提供するエディションの中で、最も包括的で高度な機能とセキュリティ、管理機能を備えた、大規模な組織や高度なニーズを持つ企業向けのプランです。
Google Workspaceのエディションは、その機能と提供される容量によって「Business Starter」「Business Standard」「Business Plus」と続き、その最上位に位置するのがこのEnterpriseエディションです。従業員数が多く、複雑なセキュリティ要件やコンプライアンス要件、広範囲にわたるコラボレーションのニーズを持つ企業向けに設計されています。
Enterpriseエディションの主な特徴とメリット
- 無制限のストレージ（または大容量ストレージ）: 各ユーザーに事実上無制限のストレージ（通常は1TB/ユーザーから開始し、必要に応じて増加） が提供されます。これにより、企業のあらゆるデータをGoogleドライブに保存し、一元的に管理することが可能になります。
- 最大規模のビデオ会議機能: Google Meetでの会議参加人数が最大1,000人まで可能になり、さらに高度なノイズキャンセル、ライブストリーミング機能、Q&A、アンケート機能など、大規模なイベントや全社会議に最適な機能が利用できます。
- 最先端のセキュリティとコンプライアンス機能:
- Google Vault（グーグル ボールト）: データの長期保存、電子情報開示（eDiscovery）、訴訟ホールドに対応し、法的・規制要件への準拠を強力にサポートします。
- Data Loss Prevention（DLP）: 機密情報が意図せず、あるいは悪意を持って外部に漏洩するのを自動で防ぎます。
- Context-Aware Access（コンテキストアウェア アクセス）: ユーザーのデバイス、場所、IPアドレスなどの状況に応じて、データへのアクセスを詳細に制御し、ゼロトラストセキュリティを実現します。
- セキュリティセンター（Security Center）: セキュリティに関する詳細なレポートやインサイトを提供し、潜在的な脅威を特定し、対処するためのダッシュボードを提供します。
- 高度な管理機能とサポート:
- データリージョン（Data Regions）: データの保存場所を特定の地理的リージョンに限定できます（日本、米国、ヨーロッパなど）。
- AppSheet Enterprise（アップシート エンタープライズ）: ノーコード開発プラットフォームであるAppSheetのより高度な機能が利用でき、業務アプリの開発を加速させます。
- Dedicated Account Manager（専任アカウントマネージャー）: 特定のEnterpriseプランでは、Googleからの専任サポートを受けられる場合があり、複雑な導入や運用に関する相談が可能です。
- S/MIMEのサポート: 高度なメールセキュリティ（S/MIME暗号化）をサポートし、メールの安全性を高めます。
Enterpriseエディションは、企業のデジタル変革を推進し、高度なセキュリティとガバナンスを確保しながら、従業員のコラボレーションと生産性を最大化するための究極のソリューションと言えます。
関連リンク
- Enterprise エディション – Google Workspace 管理者 ヘルプ
- Google Workspace の各エディションの比較 – Enterprise
- Google Workspaceの料金プランを徹底比較！Enterpriseの強みとは？
