Home Google用語集Hyperdisk(ハイパーディスク)

Hyperdisk(ハイパーディスク)

by B-cafe
0 comments

Hyperdisk(ハイパーディスク)は、Google Cloudで利用できる次世代の超高性能なブロックストレージです。一言でいうと、「必要な時に、必要なだけの性能(スピード)を自由に引き出せる、きわめて賢いハードディスク」のようなものです。

Google Cloudの仮想サーバー(Compute Engine)で利用するストレージには、以前から「Persistent Disk」という信頼性の高いサービスがあります。Hyperdiskは、その上位に位置づけられるサービスで、特に高いパフォーマンスが求められる、ミッションクリティカルなシステムのために設計されています。

Hyperdiskのすごいところ💡

  1. 圧倒的なパフォーマンス
    大量のデータを瞬時に読み書きする能力が非常に高いのが特徴です。これを表す指標にIOPS(1秒間に読み書きできる回数)とスループット(1秒間に転送できるデータ量)があります。Hyperdiskは、この両方の数値を非常に高いレベルで提供できるため、大規模なデータベースやアクセスが集中するウェブサイトも快適に動かせます。

  2. 性能と容量を自由に調整可能
    Hyperdiskの最大の特長は、仮想サーバーを停止することなく、性能(IOPSやスループット)とディスクの容量を、それぞれ独立して動的に変更できる点です。
    例えば、「普段はコストを抑えて運用し、月末のバッチ処理やキャンペーン期間中だけ性能を最大限に引き上げる」といった柔軟な使い方が可能です。これにより、コストの最適化とパフォーマンスの維持を両立できます。

  3. 豊富なラインナップ
    Hyperdiskには、コストと性能のバランスが良い「Hyperdisk Balanced」、データ分析など大容量データの転送に特化した「Hyperdisk Throughput」、データベースなど最高の応答速度を求めるシステム向けの「Hyperdisk Extreme」など、用途に応じた複数のタイプが用意されています。

どんな時に使うの?

Hyperdiskは、その高い性能と柔軟性から、以下のような場面で真価を発揮します。

  • 大規模なデータベース管理システム (DBMS): Oracle、SQL Server、PostgreSQLなど、高速なトランザクション処理が求められるシステム

  • ビッグデータ分析: HadoopやSparkなど、大量のデータを高速に処理する必要がある分析基盤

  • 高性能ウェブアプリケーション: アクセスが集中しても、レスポンスの低下が許されないECサイトやオンラインサービス

  • AI/MLの学習基盤:大量の学習データを素早く読み込ませたい場合

これからGoogle Cloudを始める方は、まずは標準的な「Persistent Disk」から利用し、システムの成長に伴って、より高い性能が必要になった場合にHyperdiskへの移行を検討するのが良いでしょう。Hyperdiskは、ビジネスの要求に応じて性能を自在にスケールさせられる、非常に強力な選択肢です。


関連リンク

You may also like