Plan（プラン）

Plan（プラン）

Google Workspaceにおける「プラン」とは、企業や組織が利用するGoogle Workspaceの各エディションや料金体系を指します。提供される機能、ストレージ容量、セキュリティレベル、サポート体制などがプランによって異なり、企業や組織の規模やニーズに合わせて最適なものを選択できるようになっています。

例えるなら、携帯電話の契約で「ライトプラン」「ギガ使い放題プラン」「家族割プラン」など、通話時間やデータ容量、料金が異なる様々な選択肢があるようなものです。Google Workspaceも、お客様のビジネスに合わせた複数のプランが用意されています。

Google Workspaceの主なプラン

Google Workspaceのプランは、主に以下の3つのビジネスエディションと、大規模企業向けのEnterpriseエディションに大別されます。

1. Business Starter（ビジネス スターター）:
   
   • 特徴: Google Workspaceの基本的な機能を網羅した、最も安価な入門プランです。
   • 含まれるもの: カスタムメールアドレス（独自ドメインのGmail）、Googleドライブ（30GB/ユーザー）、Google Meet（最大100人）、Googleドキュメント、スプレッドシート、スライド、フォーム、サイト、Keep、Chatなど。
   • 最適な企業: 小規模な組織、スタートアップ企業、初めてGoogle Workspaceを導入する企業。
2. Business Standard（ビジネス スタンダード）:
   
   • 特徴: コラボレーション機能が強化され、中規模企業に最適なバランスの取れたプランです。
   • 含まれるもの: Business Starterの全機能に加え、Googleドライブ（2TB/ユーザー）、Google Meet（最大150人、録画機能付き）、共有ドライブ。
   • 最適な企業: 共同作業を活発に行う中規模企業、より大容量のストレージや会議録画が必要な企業。
3. Business Plus（ビジネス プラス）:
   
   • 特徴: 高度なセキュリティ、コンプライアンス、管理機能が追加された、中堅・成長企業向けのプランです。
   • 含まれるもの: Business Standardの全機能に加え、Googleドライブ（5TB/ユーザー）、Google Meet（最大500人、出席管理機能）、Google Vault（データ保持・eDiscovery）、高度なエンドポイント管理、Data Loss Prevention（DLP）。
   • 最適な企業: 高度なセキュリティ要件やコンプライアンス要件を持つ企業、大規模なオンライン会議を頻繁に行う企業。
4. Enterprise（エンタープライズ）:
   
   • 特徴: 大規模な組織向けに、ほぼ無制限のストレージ、最高レベルのセキュリティ、最先端の管理機能、専任サポートなどが提供される最上位プランです。
   • 含まれるもの: Business Plusの全機能に加え、Googleドライブ（事実上無制限）、Google Meet（最大1,000人、ライブストリーミング、Q&A、アンケート）、Context-Aware Access、AppSheet Enterpriseなど。
   • 最適な企業: 大企業、複雑なIT要件やガバナンスが必要な組織。

プラン選択の重要性

企業がGoogle Workspaceを導入する際には、自社の従業員数、必要な機能、セキュリティ要件、予算などを考慮して、最適なプランを選択することが重要です。プランは後から変更することも可能ですので、まずは現状のニーズに合ったプランから導入し、事業の成長に合わせてアップグレードを検討することもできます。

関連リンク

• Google Workspace の料金プランと機能